特定非営利法人 いこま山の子会

未就園親子クラブ

お山では、親子で季節を感じながらゆったりとした時間を過ごします。五感を働かせて遊びを見つけたり、お絵かきをしたり、何もしないでのんびり…。その日の過ごし方は、その日の気分次第。子どものやりたいことを受け止め、向き合うことを大切にしたいと考えています。
保育士や幼稚園教諭の資格を持つスタッフが同行していますので、子どもの気になることなどを気軽に相談することができます。

概要

日時・場所
つちのこクラブ(生駒市内の雑木林の中)毎週月曜 10:00〜13:00
キラキラたまご(王寺町菩提キャンプ場)毎週火曜 10:00〜13:00
対象
0歳から未就園児の親子
定員
各30組
会費
42,000円/年
年度会費
5,000円
材料費
1,500円/年
保険料
1人 800円/年
持ち物
お弁当・水筒・着替え・雨具・帽子・シートなど
※お菓子やおもちゃは持ってこないでください
  • お子様2人目の会費年会費は半額となります。
  • 欠席による返金はありません。
  • 活動中の安全は保護者が必ず責任をもってください。
  • 雨の日も活動します。
  • 基本的に休会制度はありませんが、特別な事項(妊娠・出産・病気)などの場合は、ご相談ください。
  • 警報や不慮の事態により休園となった場合の振替・返金はありません。

つちの子クラブ(生駒)

キラキラたまご(王寺)

おひさまカフェ

保護者の声

大好きなお山の時間

2021年度つちのこクラブ参加保護者

つちのこクラブは、生駒のお山でこどもとのんびり、まったりとした時間を過ごせる場所です。春の山イチゴ、夏の川遊び、秋の木の実たち、冬の極寒の中での焚き火、どの季節のお山も気持ちがよくて最高です。毎回のようにどろんこ、葉っぱまみれになった娘を見て思いっきり楽しんだなぁと幸せな気持ちになり、私自身もお山のパワーで充電され、心も体もとっても元気になっていました。 こどもが元気に生きているだけではなまる!なのに小さなことに腹を立てたり、いろんなことを求めてしまったりする日々。お山に行くとイライラもモヤモヤもどこかへいって、にこにこゆったりとすごせている自分がいました。いつの間にか、ぎゅっとこどもと向き合えるつちのこクラブの活動日が楽しみで仕方がなくなっていました。 また、スタッフさんやお母さんたちに子育ての悩みを聞いてもらい、みんなそれぞれがんばっているのだと元気付けてもらうことがたくさんありました。        我が強い娘の言動に頭を抱えることがたくさんあるけれど、こどものことも私のこともまるっと受け入れてくれて「そのままでいいんだよ」と包み込んでくれるあったかさに心がふわっと軽くなり、どれだけ救われたことか… お山、スタッフさん、一緒にお山ですごしたママさん、パパさん、子どもたちに出会えて子育ての日々がとても素敵な時間になりました。お山で過ごした日々は私たちにとって宝物です。本当にありがとうございました。

真剣に遊ぶ顔が見たくて

2021年度キラキラたまご参加保護者

年子の息子と娘、そして私がみんな揃って楽しく過ごせる場所、それがキラキラたまごです。
キラキラたまごでは、子どもたちが真剣に遊ぶ顔を見ることができます。いわゆるおもちゃは、子どもたちが遊ぶのに必ずしも必要ではないのだと気付きました。自然の中の葉っぱ、木の実、土、水…そこに少しの道具、それだけでこんなに良い顔で遊べるのだと驚かされます。私は、この顔を見るためにキラキラたまごに通い続けているのだと思います。
抱っこ時期から通っている娘も、気づけば私から離れて夢中で遊ぶようになりました。マイワールドが強い息子も、いつの間にかお友だちと一緒に遊ぶ場面が増えました。自分の子どもの成長をキラキラたまごのみんなと共有できること、また、お友だちの成長もともに喜べることも嬉しいことだと感じています。保育園入園までの残りの期間、親子で楽しいことをたくさんたくさんして過ごしたいと思っています。

子どもたちの感受性を刺激してくれる

2021年度キラキラたまご参加保護者

うちの子はかなりの慎重派。一歳の頃、初めてキラキラたまごにお邪魔したときは、家族以外の人が近づくだけで泣いてしまうほどでした。色水遊びで楽しそうに遊ぶお兄さんお姉さんを見ながらも、緊張でなかなか近付けないことも。そんな時、スタッフさんが少し離れたところに、色水を用意してくれました。あれから一年、二歳になって、今ではたくさんのお友達に混じっても楽しそうな姿。胸がいっぱいになると同時に、娘のペースで成長させて貰えた贅沢な環境に、とっても感謝しています。スタッフさんもお友達のお母さんも、いつも温かく見守ってくれていました。
キラキラたまごの素敵なところは、本当に子供に合わせて、自由に過ごして良いところ。穏やかな平地や、散歩コース、公園のような遊具、険しめのお山まで、いろいろなフィールドが一ヶ所に集っているので、その日の興味の赴くままに散歩できます。特に小さい頃は、同じ場所に通って安心させてあげたいと思っていたので、一つの場所でたくさんの経験ができるのはとても有り難いことでした。お友達と誘い合わせても、一人で参加でもどちらでも大丈夫。すぐに打ち解けられる雰囲気と、気兼ねなく好きに動ける自由が両立しています。
赤ちゃんの頃はお昼寝で小一時間過ごして、お友達に圧倒されるたび、授乳を求めて帰ってくることも。「せっかくお外に来たのに、こんな過ごし方でいいのかなぁ?」なんて、最初は周りを見て思っていましたが、娘の気持ちを尊重して貰える環境に、そんな杞憂も無くなりました。今ではここぞとばかり、子供に思いっきり寄り添わせて貰っています。
その日によって一人で探検したり、お友達と遊んだり。春には野苺をたらふく食べて、夏には水遊び、秋には森の中で落ち葉遊び、冬には火起こしに焼き芋。草の上に座らせるだけで冒険だったわが子も、最近では一人で険しい道を進むようになって、たくましさに驚かされることも増えました。土を踏む感覚、森の中を吹き抜ける風、跳ね返る泥水、姿を見せてくれるたくさんの生き物たち。自然の中は夥しい情報量で、絶えず子供達の感受性を刺激してくれています。お母さんの私まで、子供だった頃抜け落ちた感覚を、追体験させて貰っているような気持ちになっています。
春からは二歳になった娘と共に、王寺のキラキラたまごに合わせて、生駒のつちのこクラブにも参加させてもらうことにしました。過ごしやすさは同じですが、フィールドが違うので、また違った魅力に胸を躍らせています。娘も生駒の山に興味津々で、楽しく過ごさせていただいているようです。これからは母と子の世界から、お友達との横の繋がりへと移行していく大切な時期。こんな環境でその時を迎えられること、成長を見守れることを嬉しく思っています。

元気をもらう場に

2020年度つちのこクラブ参加保護者

お山は子どもが楽しめるのはもちろんですが、私にとっては安心して子育てができる自分自身が本当にリラックスできた場所でした。一般の支援センターや公園では活発すぎる子どもを「すみません」を繰り返しながら追いかけ回し、迷惑をかけていないか他の人の目を気にしながら遊ばせていました。でもお山では子どもの自主性に任せ、親はできる限り手を貸さずに見守る。そんな前提で保護者皆がゆったり子育てできる。理想の場所だったなあと思います。ふだん色々あっても、お山に行ってリセットして元気をもらって、また1週間頑張れる。本当にこの感覚をたくさんのお母さんに体験してもらいたい、そう思います。

成長を分かち合える嬉しさ

2020年度つちのこクラブ参加保護者

息子は普段とっても人見知りで、大人に対して警戒心が強く、なかなか心を許しません。そんな息子が、お山では人見知りすることなく、いつもニコニコ。自分から色んなパパママに近寄っていきます。お山は息子が安心して過ごせる場所なのだと嬉しく思っています。そして、息子が家族以外で初めて好きになった人が、スタッフのえりちゃんです。
息子が初めて抱っこしてもらおうと近寄った時、息子は川遊びの後でびしょ濡れ。でもえりちゃんは何もためらわず、息子を笑顔で抱きしめてくれました。私が気にすると「汚れてもいい服で来ているから大丈夫だよ。」と言ってくれました。その日から息子はえりちゃんが大好きです。息子のその瞬間の気持ちをまっすぐ受け止めてくれたこと。すごくすごく嬉しかったです。そして、息子もちゃんと人を好きになり、心を開くのだと知れたこと、本当に感謝しています。スタッフのゆかちゃんは、いつも私の話をゆっくりじっくり聞いてくれました。入会当初は、つかまり立ちが出来るようになった所で、ゆっくりゆっくり成長している息子も、今では急な坂道を一人で歩けるようになりました。そんな息子の成長を一緒に喜んでくれる人がいることは、本当に心強く心の支えでした。息子のお山での過ごし方は、ほとんど単独行動なので、パパさんママさんたちとはちょこちょこ言葉を交わす程度でした。でも、みんなの空気感がとってもあたたかく、単独行動でも、まあるい空気管を感じていました。つちのこクラブに通うことができて本当に良かったです。

おひさまカフェ

2020年度つちのこクラブ参加保護者

息子が2歳6か月の頃から参加。公園でお友達の玩具を使いたがって癇癪を起すような場面も増えて困っていたころです。初めてのおひさまカフェでは「おともだちのスコップが欲しいのではなくて、おともだちがスコップで遊ぶ【楽しい】をそのまま欲しいの」と教わり、子どもの気持ちがストンと私の中に入ってきたような感じがしました。お山でのおひさまカフェはその名の通り、ぽかぽかおひさまに見守られながらお茶を飲む穏やかな時間となりました。野外での活動は天候に左右されて厳しい面もあると思いますが、とても気持ちよかったです。毎回、息子と参加させていただいたこともあり、じっくりお話に耳を傾けられた時間は少ないかもしれませんが、「自由とわがままの境界線」や「理想のお母さんにならなくてもいい」等、スタッフの、のりちゃんの実体験を交えて楽しくお話してくださり、それでいいんだよと背中を押されているような気持になりました。

自分自身を見つめ直すきっかけに

2018年度つちのこクラブ参加保護者

子どもを自然の中でたくさん遊ばせたい!!”というのは大前提にあったのですが、それよりも私自身が子どもともっとうまく向き合えたらな…今以上に子育てを楽しめたらな…と思い、つちのこクラブに参加しました。
私の中で特に影響が大きかったのが、おひさまcafeです。ここでの勉強会は子どもに関する事はもちろん、自分自身を見つめ直す事ができたとてもいい機会でした。
人と比べたり、自分を卑下したり…ということがあったのですが、お山のみんなと接していくうちに不思議とそういう事がなくなり、楽に自然体でいられるようになった気がします。
今でもつい子ども対して、感情的になったりすることもありますが、ふとその時にお山での事、お山のみんなの話を思い出して、完璧ではないけれど、前よりは子どもの事をしっかり見て、ありのまま認めてあげられるようになったと思います。
つちのこさんに参加して1年。子育てに悩みはつきませんが、以前よりもいい感じに子どもと向き合い、楽しく毎日を過ごせているなと実感しています。